2008年7月3日木曜日

タンザニア旅行: 往路

エチオピア航空での長旅が始まった。
機体は若干古く、個別テレビなどはないが、そこそこ座席間は広く作られていてよかった。

香港からまずはバンコクまで3時間弱。そこで乗降があって1時間ほど滞在。ダブルブッキングされていた人が先に座っていた人と乗務員と似にFワードを30回くらい連発して切れていたり(席はたくさん空いていたので、近所に移っただけで解決したのだが)。隣の席が空いていたので横になっていた人が、離陸するので一度自分の席に座れと言われても拒否して、乗務員が何人も集まってなんだか大変なことになっていたりと騒々しい。乗客には目があっただけで手を振ってくる人もいたりして、文化の違いを既に感じる。
食事が乗り継ぐ度に出てきてかなりお腹いっぱい。ここでマラリアの予防薬も飲み始める。

そこからエチオピアの首都まで8時間。霧で周囲はなにも見えないが田舎の雰囲気。乗り継ぎで5時間待ち。ベンチで寝たり DUTY FREE(懐かしのカセットデッキなどが売っていた)を冷や
かしたりして時間を潰し、ナイロビへ。エチオピアではまだ空港内のエスカレーターが珍しいものなので、乗降に戸惑っている人がいたりする。ナイロビでまた乗降があってようやく目的地のキリマンジャロ空港へ。飛行機からキリマンジャロもよく見えた。サファリをアレンジしてもらう旅行会社に迎えに来てもらって(30USD。最初は 50USD提示だったが、交渉すればタクシーでも 〜25USDだよ、とネットで得た情報を伝えたらあっさり値下がりされた)、空港から50km離れたアルーシャに到着したのは家を出てから25時間後であった。
道中は色鮮やかな鳥やみたことのない木、頭の上にものを乗せて運ぶ人などアフリカらしい光景を楽しむ。

旅行会社で支払いを済ませて、宿に荷物を置いて散歩。
歩いていると人々にじろじろとみられる。そして、街の一大産業?サファリ等の勧誘が多いがそれほどしつこくはない。
エチオピア航空のオフィスを見つけたので帰りの飛行機の搭乗地をザンジバルから、に変えられないかだめもとで聞いてみる。
香港でチケットを買う際にはだめと言われたが、現地パワーに期待。
リルーティング不能の安いチケットだったのだが、オフィスのおばさん我々の期待に応えて「変更できますともここはタンザニアよ!」と彼女は閉店時間後もしばらくかけて一時間近くかけて変更してくれた。まあ、それだけ仕事がかかったのはもっぱら彼女の仕事が超遅い&ミスが多い、からなのだが感謝感激。違約金 75 USD取られたが、嬉しい変更ができた。

手続きが終わるともう暗くなってきたので、ご飯に。

オープンスペースで炭火焼きのバーベキューを食べた。色々とスパイシーなソースや薬味があっておいしかった。
19時過ぎ。暗くなった後は出歩かない方がよいというアドバイスを受けていたのでおとなしく帰宅。
ひさびさにベッドで寝る感じである。安宿は一階は水が出ないしお湯もでが悪かった。部屋の蚊を何匹か殺し、蚊帳に入り、蚊取り線香を炊きまくって夜20時に就寝。
朝早く、モスクからの祈りの声で目が覚めるまでぐっすり。
長旅の疲れが優先されて時差もなにも分からないような感じだった。
そして、黄熱病の予防接種の副作用で若干身体がだるいのが続いていた。

明日からいよいよサファリ。楽しみ!

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